愛川欽也たばこやめるも肺がんに…脊髄転移で激痛に耐え司会続けたか

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愛川欽也さんが15日に亡くなられていたことが分かりました。

死因は肺がんだったようです。

肺がんの原因トップはたばこなのですが、

愛川欽也さんはたばこを吸われていたのでしょうか？

また、愛川欽也さんのがんは、

脊髄に転移していたと発表されていますが、

脊髄にがんが発生すると、

どういった状態になってしまうのでしょうか？

気になったので、調べてみました。

愛川欽也はたばこを吸っていたのか？

愛川欽也さんはたばこを吸っていた時期があるそうです。

今でこそ、世の中嫌煙の風潮ですが、

今でも喫煙率がかなり高いのが芸能界です。

テレビ局内の楽屋はもちろん、

時にはスタジオ内でも、愛煙家の大御所が出演するときなどは

おとがめなしなのだとか。

愛川欽也さんは、俳優・声優・司会・ラジオパーソナリティなど、

マルチに芸能界で長く活動されていましたが、

相当なヘビースモーカーだったようです。

最近はたばこを吸っていなかったようなので、

どこかで禁煙したのだと思いますが、

実は、禁煙しても肺がんのリスクはなかなか下がらない

というデータがあります…

肺がんリスク非喫煙者レベルまで下がるのに20年必要…

身体にとっては禁煙するに越したことはありませんが、

禁煙すればご破算とは言えないようです。

もろもろの病気のリスクが下がり始めるのには

少なくとも数年はかかります。

以下、引用です。

肺がんで死亡する危険度は、現在喫煙者ではもともと喫煙しない人の5.16倍高いことがわかりました。禁煙者では禁煙後の年数が増えるにつれて危険度は減りますが、禁煙後10-14年でもなお非喫煙者の約2倍の肺がん死亡リスクがあり、危険度が非喫煙者並みになるためには15-20年が必要であるという結果でした。

禁煙するまでの喫煙年数・喫煙量も

大いに関係があるそうで、

長年の芸能界での活躍中、

ヘビースモーカーでいた愛川欽也さんが

肺がんを発症してしまったのは、

禁煙が遅かった可能性もあるのかもしれません…

脊髄にがんが転移するとどうなるのか？

愛川欽也さんは肺がんを発症したのち、

脊髄に転移が認められたそうです。

脊髄のがんはあまり聞きなれないのですが、

やはり珍しいタイプのがんになるようで、

その発症率は10万人に1～2人の割合だとか。

そのほとんどが、他の場所からの転移によるもので、

肺がん、乳がん、前立腺がん、消化器がんなどが

脊椎に転移しやすいがんだそうです。

脊髄にがんが転移した際の最初の異変は、

手足のしびれであることがおおいようで、

その後、腫瘍が大きくなるにしたがって

脊椎を圧迫することからくる背骨付近の激痛、

更に進行すると尿は便が出にくくなったり、

その逆に、排尿・排便を自分でコントロール

できなくなってしまうこともあるようです。

当初、愛川欽也さんが要介護状態にあると報道されましたが、

こういった脊髄のがんの症状が深刻化してしまったことに

よるものなのかもしれませんね。

また、脊髄のがんは治療が非常に困難であるらしいのです。

通常、脊髄自体の内部に脊髄を破壊するようにして

がんが進行するため、

完全に腫瘍を取り去ることが難しく、

完治には至らないと言われています。

愛川欽也さんもこの事実を受け、

入院をせずに自宅での最期を選択されたんですね。

しかし、脊髄のがんの激痛は耐えがたいものらしく、

モルヒネで痛みをとる場合もあるのだとか…

この激痛を周囲に隠しながら、また耐えながら、

司会を続けられていたのかと思うと、

そのプロ意識に感服させられます…

共演者も、そんなに病状が深刻だとは思いもよらなかった、

元気そうだった、と話す方がほとんどです。

こんな状態になっても、仕事復帰への熱意は

捨てていなかったんですね…

愛川欽也さんは後継者の育成にも力を注いでおられたので、

その熱意を受け継いでいってくれる方がたくさん

いらっしゃるでしょうね。

ご冥福をお祈りします。